コラムコラム

ケクヒ新アルバム『Kekuhi Reimagined』

2018.07.18 ハワイアンCD
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Kekuhi Kanahele

Kekuhi Reimagined

 

 

ハーラウ・オ・ケクヒのクムフラを務め、現在はミュージシャン、ハワイ文化研究者として活躍するケクヒ(ケアリイカナカオレオハイリラニ)の最新アルバムです。先日サザン・オールスターズの関口氏のラジオ番組に呼んでいただいた時に、過去最も印象に残っているアルバムと聞かれて、即座にこの人の『Hanani Mai(ハナニ・マイ)』を挙げたほど、僕にとって大切な人です。

彼女は祖母にイーディス・カナカオレを持ち、母はハワイ文化研究者として博士号を持つクムフラ、プアラニ・カナカオレ・カナヘレ、夫はタウポウリ・タンガロー、そして息子はあのカウマカイヴァというなんともすごい家系の中心のいる重要人物。彼女の魅力はその歌でありチャントであり、フラであります。その音楽はトラディショナルをベースにしているようですが、ハッとするような斬新なフレーズや洗練された演奏を聴かせるなど、ハワイ音楽のイノヴェーターでもあるところです。

そんな彼女を愛しリスペクトする11組が彼女の曲をカヴァーしながら、曲によりゲストだけで、曲により一緒にプレイするというのが今作です。

ジョシュ・タトフィののびのびとした声に癒される①「ハナニ・マイ」、ケアウホウの3人が気持ち良くコーラスで聴かせる②、久しぶりの録音ケアリィ・レイシェルとケクヒがデュエットする⑥。こちらもご無沙汰だったカイナニ・カハウナエレがジャジーにしっとりと歌い上げる⑧など、レヴェルの高い演奏が続きます。カウマカイヴァがいつものように自由に歌い上げ、途中ラップ的なアプローチも聴かせるラストナンバーは、この親子が普通ではない才能とセンスの持ち主であり、今後もそうあり続けたいという思いを感じさせる1曲でした。

この親子をずっと聴いてきましたが、ハワイアンの枠ぎりぎりのところで音楽を作るものの、時々はみ出してしまう瞬間があり、聴き手はその時を待ちながら聴く楽しみがあります。今回のラストはまさにそんな感じしました。ケアリイとのデェエット曲での彼女のパートは、すっかり力を抜いて歌うケクヒに別の魅力を見出せました。

2人がすごいプロデューサーに巡り合ってハワイから飛び出した、ほんとに自由な音楽を作れる時が来ればよいなぁと思ったりするほど、彼らは才能を出しきっていないと常に感じています。

 

ひとことアロハコラム

尋常じゃない暑さには対策が必要です。僕は今は主がいなくなったカーポートの屋根の下に大き目のサンシェードと張ってみたところ、効果ありと感じたところから、西側の窓辺にもなにか日よけが欲しいと感じたいたところ、昨日訪れた逗子海岸の裏手の住宅街の方々が盛んにやっていたキャンプ用のタープをベランダから下げていたのをすぐに真似してみることに。もう使っていないコールマンのタープを半分に折ってから4か所留めたものの、タープはしわがよるとカッコ悪いので何度も張り直しましたが、3時間くらい格闘してなかなかいい感じに張れ、西日が部屋の中に入るも70%くらいカットできた印象です。

ホームセンターに売っている葦簀(よしず)も手軽でいいのですが、ちょっと違う感うなあと感じているあなたにおすすめの残暑対策です。でも時間かかります。暑いです。