コラムコラム

第83回 ホノルル出身、美しいメロディーと太陽のようなリズムで 本年度グラミー賞を総なめか!

2015.01.29 ハワイアンCD
このエントリーをはてなブックマークに追加

ドゥー・ワップス & フーリガンズブルーノ・マーズ
『ドゥー・ワップス & フーリガンズ』
(国内盤 WPCR-13979)

2011年第53回グラミー賞7部門ノミネート! という話題のブルーノ・マーズくん。実は彼ホノルルのルーズ・ベルト・ハイスクール出身なんですね。卒業後すぐにハワイを飛び出してロスに移ってバーで働いたりしながらチャンスを狙っていたという若者。まずこの音を聞いてください。
※ここで聴けます→http://tower.jp/item/2816742/

すごくハワイっぽいって感じはないんだけど、とにかくメロディーが美しい。それでどの曲にもポジティブなエネルギーが溢れているんですよ。いろいろな音楽聴いていますけど、この感覚こそが今の音楽に欠けていたもので、やっぱり世の中不況だったりで、音楽も暗めの音楽が流行るんだけど、ブルーノはたとえ悲しい内容の歌であってもスカッと聴かせます。

両親もホノルルでバンドやっていたということで、ステージ・デビューは4歳とのこと。ご存知のようにハワイはレゲエの存在が大きいし、ヒップホップもメローなR&Bもあります。若い彼もいろいろな音楽を太陽と風の元で聴いてきたから自然とそれらがミックスされて、自分の音としてしっかり融合されて完全にブルーノ・マーズの音になっている。それゆえのグラミー7部門なんでしょうね。すごいことです。

ハワイ出身をそれほどアピールしていない彼だけど、7曲目「トーキング・トゥー・ザ・ムーン」なんか聴いていると、星の少ないロスの夜空より、大胆なフレーズと気持ちよく伸びる高音を駆使した歌いまわしにハワイの海に浮かぶ大きな満月を感じます。
全体にとっても質の高いポップ・ミュージックで満たされたアルバムです。ジャケットも素敵だし、これ聴いてこの寒い冬&花粉を乗り越えてください。

ひとこと“ALOHA”コラム

実はハワイも不況のあおりか、CDのリリースが減ってしまっているんですね。なのでこのコーナーの更新も久しぶりになってしまいました。
今回のブルーノ・マーズ、タワーレコードでは昨年夏くらいから輸入盤でずっとプッシュしていたんですよ。しかも\1,000のスペシャル・プライスで。だから、今回のグラミー・ノミネートはほんと嬉しい。若くていいミュージシャンまだまだたくさんいるんですね。今年も、もっともっといい音楽を見つけてご紹介していきたいと思います。