コラムコラム

第106回 秋の入り口に聴いてほしいピアノ伴奏のハワイアン

2015.01.29 ハワイアンCD
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レネ・パウロ
~デュエット~
(RES-213)
秋の入り口にぴったりのピアニストをご紹介します。

レネ・パウロさん、かつてサンディーともデュエットアルバムを出したので覚えている方いるかもしれませんね。オアフ島出身、今年82歳になるピアニストはジャズをベースとした、ゆったりとした演奏が何より得意です。昼間の観光に疲れて戻ったホテルのラウンジでさりげなく流れるピアノの音色。CDがかかっているんだろうと思ったら、奥の方でピアノに向かう初老の男。誰も真剣に聴いている人はいないけど、誰もがその心地いい音色を感じながらおしゃべりしている。そんな雰囲気の奏者なんです。

今回はタイトルにあるように、1曲ずつ異なる歌手をスタジオに招いてのデュエット作。
シリル・パヒヌイのブルージーな歌声、低音が美しいクイポ・クムカヒ、かつてジェイク・シマブクロとピュア・ハート(懐かしい!)をやっていたジョン・ヤマサト。それぞれ特長ある歌い手なんだけど、バラバラに聴こえない。それはレネさんおピアノが一貫して、楽しく美しく優雅に流れているからなんでしょうか。
僕が嬉しかったのは、二人の超レジェンドの声が久しぶりに聴けたこと。それはマリーン・サイとイローディア・カーネ。マリーンは長年レネさんと一緒にやってきたから息もぴったり。イローディアは伝説のスラック・キー・ギタリスト、レイ・カーネの奥様。二人ともこの歳でなくちゃ歌えない、いい具合に枯れた声を聴かせます。歳を取ることもいいなぁ・・・なんて思わせてもくれる歌声でした。
暑い夏もすこしずつおさまってくるはず。お休みの朝こんな音楽と、久しぶりに熱いコーヒーで静かな時間を過ごしてください。

 

ひとこと“ALOHA”コラム

岐阜県本巣市に越してから2週間が経ちました。先週早速家族が横浜から来て、飛騨高山へロングドライブしたり地元のプール行ったりして楽しみました。帰りは名古屋まで車で送ったのですが、バスを乗り込む家族とバスに乗らない僕。 まだ、ぜんぜん、離れて暮らすことに慣れないので、きつかったですね。 今まで以上にファミリーがどれだけ自分を支えていたかがわかる機会にはなっていますね。音楽もすごく響きます。昨日観た高倉健さんの映画“あなたへ”もびんびん来ちゃってしばらく席が立てないほどでした。自分の感性を磨くにはいい環境です。ちょっとネガティブですみません、でもだんだん慣れると思います!