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第7回 8月6日に祈りを込めて…

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私の好きな数字、NO.22の自衛隊のヘリの前で。私の好きな数字、NO.22の自衛隊のヘリの前で。

 

 

今日は、午後3時から自宅でBBQパーティーを企てています。準備にとりかかる前に…TV大好き人間の私は、スイッチオン。ハワイにいても、仕事柄日本の番組が大好きでよく見ています。中でもNHKのドキュメンタリー番組は特に興味があります。

この時、流れていたのは特集『ぼくはヒロシマを知らなかった』。20代の若い俳優さんと70代の女性語部が、次世代にむけてヒロシマの原爆のことを伝える番組でした。

8月は、ハワイに住む日本人としてとくに考えさせられる月です。

2000年、まだ記憶に新しい「えひめ丸」の事件の直後、『パールハーバー』という映画が封切りになりました。同時に、ハワイに住む日系人の女性が袋叩きにあったニュースが何件か連続で入ってきました。私は、ちょうどこの頃、報道の仕事に就いていたので、パールハーバーの基地の中での印象と、「えひめ丸」の日本人遺族の方々の深い苦しみとの間でどうしようもない戸惑いを感じていました。

実は私はその年の8月、平和な21世紀を迎えるための願掛けのつもりで、8月6日の広島平和記念公園、9日の長崎での式典に参加して来ました。私は戦争を知らない世代です。それでも小学校の頃、沖縄決戦を描いた映画『姫ゆりの搭』を見て、戦争の悲惨さを子供心にも深く感じていました。それからずーと、この世の中が、1日も早く平和な世界になるようにと祈り続けています。

 

 

日の入りと共にラッパ隊の音で旗を降ろす海上自衛隊。日の入りと共にラッパ隊の音で旗を降ろす海上自衛隊。 日の入りと共にラッパ隊の音で旗を降ろす海上自衛隊。
その時の式典で、偶然なのか必然なのか、平和公園で原爆の子供の子の像のモチーフになっている佐々木貞子ちゃんのお話に出会い感動。彼女の甥の佐々木祐滋君率いるロックバンド、“ゴッド ブレス”のサダコ演奏を聴き、あふれる涙を止めることができませんでした。この曲はぜひハワイに持っていきたい!と強く思いました。ハワイから世界へ向けた平和イベントが出来れば良いな~、と。

だってここハワイは、太平洋のおへその部分。世界に栄養を送り込む役目なんですから。平和を創造、21世紀から次の世代、また次の世代に呼びかけ続けたい!それが、私の夢です。

そこには、フラというコミュニュケーションの手段が世界を繋げられ、日本とハワイのフラ好きの方たちと一緒にイベントが出来たら、どんなに素晴らしいでしょうか。私には、子供がいません。だからきっと世界の子供と発想してしまうのでしょう。

 

 

ワイキキのサンセット。ワイキキのサンセット。

 

今、子供が危ないと痛切に感じています。それは、ハワイでも日本でも。修学旅行は、広島や長崎など命の尊さを学べる場所としてとても良い所だと思います。だから次の世代にしっかり伝えておかなければいけないことが、たくさんあると思います。正しいか正しくないかはわかりません。でも、そこに愛があるかどうか。

私は今、ハワイに住んでいますが、日本人としての誇りを忘れたことはありません。唯一の被爆国の国民として、次の世代に繋げる平和の和を、日本国憲法第9条、戦争放棄の誓いをしっかりと胸にしつつ、このことの意味がもっと世界的に見直されることを祈ってやみません。 だからこそ、フラを踊る時はいつも愛をもって踊っていたいです。フラを踊る人は、語部です。正確に表現しなければなりません。それが使命だと教わりました。

アッ!もうそろそろ、用意をしなければ、と思いつつ……もう二度と繰り返してはならない戦争、原爆でなくなられた方々、戦争でなくなられた方々へ合掌。