コラムコラム

第16回 E Ho’i Mai I Ka Piko Hula! 「ワールド・インビテーション・フラフェスティバル2006」 第3話 いよいよコンペ本番!

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通常のレッスンは、週2回、夜7時半から9時半くらいまで、でもコンペの前は、週3回の6時半か7時から10時くらいまで、たまに深夜の12時半になります。3時間のレッスンの後にスカートのゴム通しや、衣装合わせ。アンティー・パティーが皆の衣装を作ってくれました。

カヒコは、ナケウ氏のプリント。ペパーミントに茶色の組み合わせ、とっても素敵な色の組み合わせで、パラパライが栄えます。アウアナは、マモで作った上下シルクのドレス。トップは、グリーンで、スカートがマモのプリント柄。コンペで着るのが楽しみです。

私の仕事は、9時~5時の仕事ではないため、レッスンに参加できない時は、皆に迷惑をかけないよう仕事を断ることもあります。しかし毎回、そうも言っていられません。今回は雑誌の取材とレッスンを平行して進めていたので、大変でしたが、スタッフのみなさんの協力を経てやり遂げることができました。

11月9日、ワイキキシェルにて、いよいよコンペ当日を迎えました。日本のモアニ・ケ・アラ・オ・カウラカヒのカヒコ「ホロ・マイ・ぺレ」を初めて見た時は、あまりの迫力に鳥肌が立ちました。彼女たちは、3日前に日本から到着していて、まずハワイ島に行き、私たちと同じようにペレに踊りを捧げてから、オアフ島に戻ったその夜私たちにフラを披露してくれました。かなり疲労していたと思いますが、それを感じさせない見事な踊りでした。

モアニ・ケ・アラ・オ・カウラカヒの出場は6時半からだったので、早朝ステージのリハーサルを終え、4時頃から準備に取り掛かりました。私たちも彼女たちの衣装や、クペエ、レイの手伝いをしました。他人事とは思えない瞬間でした。無事に踊り終わるとすぐに明日に備え撤収をします。私たちは、基本的に舞台は見られませんので、ステージで何が行われているか分からないのが残念でした。

一夜明けて、いよいよ私たちの出番です!

私たちの踊るカヒコのオリは「プウプウ・オ・ニイハウ・アウヘア・オエ」。メレは、「アイア・イ・ニイハウ・クウ・パーべへ」です。
今回のコンペのために、クム、アンティー・パティーとコウイチ(私たちのフラブラザー)その他コンペには出ないフラシスターたちが、一生懸命私たちのために動いてくれました。この人たちがいるから踊れるんだ、とこの事に心から感謝をしました。

10年前、マプからカヒコを3年間習い、現在のクム、ナラニから教えてもらうこと7年目。初めてのカヒコのステージです。長い道のりでした。

前日から半乾きの髪を三つ編みにしておいた髪の下部分をカーラーで巻いたり、メイクをしたりして、一通りの準備を終えたら、次の支持を待ちます。待つ間は、マッサージをしたり、本を読んだり、それぞれ思い思いに過ごしました。

みんなで記念写真を撮ったりしていたら、アッと言う間に、呼び出しがかかり、レイや衣装のジャッジの審査が始まりました。クムのチャントが始まり、ステージに入っていきます。

順番が迫り、パラパライでできたヘッドピースがクムの手によって付けられ、クペエを両手両足に付けます。締められる瞬間、気持ちも引き締まります。落ち着きを持つようにマインドコントロールをします。あとは、最善を尽くすのみ!

チャールズ先生からの発音の注意や、カウアイ島のアンティ・イレイが言ったことが、走馬灯のように甦り、カイ、曲、ホイを終え、ステージから退場した時は、全てやり尽し、とても爽快でした。

踊り終わった後は、クムも一緒にみんな泣きながら抱き合いました。

明日はアウアナ。泣いても笑っても最後です。