コラムコラム

第22回 モク・オ・ケアヴェ・インターナショナル・フェスティバル 2007

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2007年11月7日(水)~11日(日)、ハワイ島のヒルトン・ワイコロア・ビレッジのパレス・ローンで開催されたモク・オ・ケアヴェ・インターナショナル・フェスティバルに、私のクム、ナラニ・ケアレとフラ・シスターたちと一緒に参加、そのレポートをお届けしています。

第2回
オヘ・カパラに挑戦
期間中の滞在先は、タウンハウス(両隣がついている2階建の家)のキッチン付で、クム、ナラニの家と燐接している家でした。毎日自炊なので、まるで合宿状態でした。これが本当に楽しかったです。
クム、ナラニは、コンペティションにクプナと参加するため、ほとんどそちらに集中していましたが、私たちは初日の午後から始まるワークショップに期待満々でした。
まず、初日の午後は、「オヘ・カパラ」です。
「オヘ・カパラ」とは、ハワイアン独自の発明で、タパ(ハワイの模様の生地)を作るうえでの最終ステップのことを指します。
このワークショップを担当したナラニ・カナカオレ先生から歌詞が書かれた紙と訳を渡され、8ヤード(7.20m)の麻のスカートと図とデザイン用の紙の5枚の紙を配られました。”Noluna Ka Hale Kai No Kawaalewa”という歌の意味を聞いて、そこからイメージした自分なりのデザインを絵に書き、2本の細長い竹のスティックにカッターで彫っていきます。
与えられた歌の内容は、「根の茂る山の上から、私の眼は、モアナヌイカレフア(ペレ一族と共に移動し、カイエイエヴァホ海峡に住居を構えた女神)の姿を追う~」。
そこで私は波と山が1本、レフアの花のデザイン画を1本思い浮かべて、彫り始めました。
カッターで竹の繊維に沿って彫っていく際、本当に気をつけなければならないのが、力の入れ具合。意外に簡単に彫ることができるのですが、かなり深く彫らなければ綺麗にプリントされません。しかも仕上げの際には、やすりでこすって、表面が滑らかになるようにしますので、5mmぐらい彫ってちょうどという感じです。
無心で彫っていると、時間が経つのはあっという間です。「明日はプリント工程に入るので、残りは宿題!」との声。時間的には午後1時から4時の3時間でした。この間はナラニ先生をはじめ夫のシグ・ゼーン氏や息子さん、先生の生徒さんがアドバイスを丁寧にしてくれていました。
余談ですが、私にとってナラニ先生は、雲の上の人。この場の雰囲気への感激と緊張のあまり指3本も切ってしまいました。でも、おかげで先生から名前を覚えられてさらに感激! その上、私たちのハラウ名「カウラカヒ」も覚えてくださいました。