コラムコラム

NEW!エイミー・ハナイアリイ 『リメンバリング・ナプア』

2016.09.12 ハワイアンCD
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Amy Hanaiali’i

エイミー・ハナイアリイ

『リメンバリング・ナプア』

(ハワイ盤)
AMY NAPUA025

 

前作「シャルドネ」では、念願のハワイアン曲は一切なしで、ポップを歌いまくって、あらた歌の上手さとセンスを出しきったエイミーでしたが、夏の終わりに用意された新作はハワイアン一色の13曲です。

今回はエイミーに歌の手ほどきをしたことで知られる祖母ナプアに捧げられており、ふたりで一緒に歌ったハパ・ハオレの代表曲だけで構成されていています。

ケイキが踊るとかわいい「ホロホロ・カア」で幕を開けて「ヘネヘネ・コーアカ」「カネオヘ」「プア・タバ・ローゼ」と皆さん一度は踊ったことがはずのフラナンバーが次から次へと出てきて楽しいです。

 

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エイミー・ハナイアリイ来日公演 撮影:S.Saeki

 

エイミーは過去も多くのフラソングをカバーしていますが、今回は何かが違います。それはたぶん全体の雰囲気? お祖母ちゃんに捧げられているということもあって、バックも飾らず、なるべく昔の感じでシンプルにソフトにというのを心がけたように感じます。エイミーの歌は変わらずメチャクチャ上手いんですが、本領発揮と言う言葉がピタッとはまる、やっぱり彼女はハワイアンを歌うために生まれてきたんだなあという過去最高の歌唱。少なくとも僕はそう感じました。最後の方の「アカカ・フォールズ」はちょっとやばいくらいの熱唱で次の「パパリナ・ラヒラヒ」が始まる前にリピートボタンを押したくらいです。

プロデュースは、最近彼女が絶大な信頼を寄せているマイケル・ラフ。フュージョン畑の人ではありますが、今回の彼女からのアルバムのコンセプトや演奏のイメージをよく理解して、弦楽器の音に丸みを持たせて全体に心地いいノスタルジックな雰囲気にしています。

最近フラを始めた方はもちろん、ベテランの方もいつもの音源に飽きている方などにもきっと新しいモチベーションになる曲がたくさん入っていますよ。

 

ひとこと“ALOHA”コラム:

東京オリンピックにサーフィンが入るということで、NHK-BSで世界中を周って真のチャンピオンを決めるツアーを放送していますね。昨日は南アフリカでしたが、注目は日本人のカノア五十嵐選手。少し懐かしいケリー・スレーターら世界のトップと互角に戦う彼を見ていると、毎回応援に力が入ります。世界の美しい海とキレイにチューブを描く極上の波。これ、観ているだけで楽しいです。おすすめです。