コラムコラム

フラソング中心できた!『プア・キエレ』

2017.02.14 ハワイアンCD
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Josh Tatofi ジョシュ・タトフィ

『プア・キエレ』

(ハワイ盤)

 

JOSH TATOFI026

 

ジョシュ・タトフィ。ハワイアン・レゲエの老舗バンド、カペナのメンバーの一人を父に持つこの人。2011年にアルバムを出して以来の新作がこちら。前作は父の影響からレゲエ中心のポップな曲中心でしたが、今回はフラソング中心でとっても完成度の高い作品に仕上げました。

このジョシュさん、とにかく声がいいです。ふくよかな体格から出てくる甘い低音から無理なファルセットに頼らない自然で美しい高音がとにかく素晴らしい。

こんな彼が歌うのはほとんどがオリジナル。ウェルドン・ケウオハのお馴染みの定番ソング「カ・マカニ・カイリ・アロハ」に似た感じの⑥「レイ・ハレ」はこのアルバムのハイライト。また②「プア・キアレ」は名門ハラウ、カムエラのダンサーが舞うPVが話題です。渓谷からのすこし冷えた空気が流れ込む広大な芝の上を舞うのですが、お天気は曇り。でもそこがこの曲のメロウな雰囲気にマッチして、晴れの日ばかりではなく、雨も曇った日もあるリアルなハワイを感じることができます。

もう1曲、シスター・ロビとデュエットする⑤「スィート・ハート・マイン」もおすすめ。甘いスティールギターから入るこのミディアム・バラードは海に沈む大きな夕陽を眺めているかのような切なさと、これからはじまる素敵な夜の予感を歌ったようななんともいい曲です。フラにピッタリのアップテンポをお探しの方には④「クウ・レオ・アロハ」という曲が気に入るはず。大勢で踊ったらきっとかっこいい!

ジャケット見るといかにもレゲエかヒップホップ風ですが、中身は本物のハワイアンが満載。絶対ナホク賞に絡んでくるはずですので今からチェックしてくださいね。

 

ひとこと“ALOHA”コラム:

タワーレコード勤務時代に、この季節になると「SPRING MUSIC」と題して、春の予感を感じさせる音楽をたくさん集めた企画をやっていたのを思い出しました。ジェイムス・テイラーやキャロルキングとかのシンガーソングライター系に混じってケアリィ・レイシェルやなんかがよく売れました。春を待つこの時期のウキウキ感っていいですよね。