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NEW!アスターでグラデーションレイ

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< アスター >

Aster

アスター(エゾギク)

キク科 カリステフス属

学名:     Callistephus Chinensis

原産地:中国北部・朝鮮半島北部

英名:Chinese Aster (チャイニーズアスター)

アスターグラデーションレイ 制作:亀田しのぶ

 

2017年の夏は日照量が少なかったので農作物が心配ですよね。

食べるお野菜も心配ですが、私はいつもお花が心配です。 しっかりと夏にお日様に照らされて咲く花も多いので、いつもお天気はしっかりとチェックしているんですよ。 そして日本の気候だけでなく、ランや葉物は輸入の花材も多いので、東南アジアが大雨、なんて聞くと真っ青になったりするときもあります(笑)。

 

ハワイでは多くの場合はレイに使う花や葉ものは山などへ行って摘んできて、レイを作ることが多いと思いますが、日本では公共の場所の花や植物を摘むことはできません。 山なども公共の土地の場合が多く、私有地の場合は必ずその山、土地を所有している方がいるので、その方に許可を得た場合のみそこの場所に生えている植物を摘むことができます。 ですので、日本で生花のレイを作る場合は花や葉ものなどを購入してレイを作ります。 このようにハワイと日本では花材の調達方法が違うんですよ。

 

私が花を無駄にしないように、とグラデーションのレイを作るのは、こうした花の調達方法の違いからでもあります。 山や公園などで花を摘んでレイを作る場合、大きく開いた花のみを摘んできてレイを作ればいいですよね。 例えばプルメリアのレイを作る場合、大きく開いた花だけを摘んで収穫し、つぼみはそのまま木に残しておけばまたそのつぼみが咲いてくれます。 糸で開いた花を通したレイを作る場合、つぼみを摘んでくることはありません。

 

でも切り花を購入する場合、スプレー咲きのものは特に1本に大きく開いた花、つぼみ、さらに1本についている花のサイズもまちまちです。 ハワイのレイのように大きく開いた花だけを1本から取って作っていたら花をたくさん購入しないといけないし、残ったお花が無駄になってしまいます。

そこで私が考えたのが『グラデーションレイ』。 大きさの違う花や咲きかけのつぼみも無駄なくレイにしよう、と作りました。 スプレーギクのレイの時にも少しお話ししましたが、このグラデーションのレイは日本で花を購入しないといけないところから私が考え出したレイです。

グラデーションレイはハワイでは見ることはないと思いますが、『生き物の命を無駄にしない』というハワイアンの教えに基づき、作っているものです。

 

私のレッスンでは、最後に残ったレイにできない小さな、小さなつぼみも捨てることはありません。 皆さんにはお花を愛でてもらう気持ちを大切にしてもらいたいので、小さなつぼみも命が尽きるまで飾って咲かせて楽しんでもらっています。 テーブルにお花のある生活、これもまたいいものだと思っています、皆さんもぜひ小さなつぼみも捨てずに自然からの恵の命、大切に楽しんで飾ってあげてくださいね。

アスター(エゾギク)

キク科 カリステフス属

学名:     Callistephus Chinensis

原産地:中国北部・朝鮮半島北部

英名:Chinese Aster (チャイニーズアスター)