コラムコラム

エイ・ネイ『フイ』

2020.02.20 ハワイアンCD
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伝説のハワイアンミュージシャン、レナ・マシャドが1942年に生涯愛し続けた夫に捧げた名曲『エイ・ネイ』をグループ名にした3人組がいよいよCDデビューです。僕が彼らを知ったのはハーラウ・ヒイアカイナーマカレフアのダンサー2名が飛び入りで踊る『モハラ・カ・ヒナノ』の動画をたまたま見たから。ナー・パラパライのフォロワーに違いないこの3人はそれぞれソロでも歌える歌唱力を持ち、ギター、ウクレレ、ベースと楽器使いも巧みで安定感抜群。この日のダンサーも気持ちよさそうに踊っていました。他の動画でも、このハラウが生んだ2019年ミス・アロハ・フラ、タイザ・ケアケアラニ・ヒューズ・カルヒオカラニが同じくのびのびリラックスして踊っていましたから、ずっと一緒に活動していたんだと思います。今ノリに乗る超一流ハラウを音楽で支える3人は、日々クムやダンサーの厳しい要求に応えながら鍛えられ、ここにきて満を持してのCDデビューに至ったのでしょう。

彼らの音楽は先にも触れたようにナー・パラパライの強い影響を感じるものですが、「ヒロ・メドレー」のような速い曲に飢えているダンサーからも絶賛されそうな、スピード感ある曲が実は得意。このアルバムでも「コアリ」や「ナ・クワヒバ・カウラナ」をはじめ、半分以上がアップテンポというのは、若いグループならではだと思います。一方で、キンキンした感じがしない優しいファルセットで歌うバラードもなかなかのもの。グループ名にするほど好きな『エイ・ネイ』はその最たる例ですが、レナ・マシャドが70年前に伝えたかったピュアな愛がきちんと伝わってきます。

 

ひとことアロハコラム

中1くらいまで習っていた習字を再開してみました。書道というレベルにない僕には習字という言葉がピッタリです。

近所の中学の教室なんですが、先生も生徒さんも皆さん僕よりずっと年上の方ばかり。でも、その和やかでゆるーい雰囲気がとても気に入っています。向かいの部屋からはリコーダーで井上陽水を吹いているグループもいます。

家で練習するときは無音だと落ち着かないのでクラッシックをかけるのですがその合間に聴いた、今回の原稿を書くためにひっぱり出してきたレナ・マシャドのノスタルジックな歌声が「書」の雰囲気にぴたりと合いました。

課題を練習した後、最後に自分の好きな字や言葉を書きます。ちなみに昨日は「冬の酒」でした。以上。