待望!一段とスケールが大きくなったケアヒヴァイに大注目の冬!
ハワイのごく普通の女の子だった二人が、学校の帰りに話しているようなことを軽めのレゲエのリズムに乗せて歌ったら大ヒット!ナ・ホク賞まで獲っちゃったというのが今回ご紹介する「ケアヒヴァイ」。
その後コンスタントに計3枚のアルバムを残した後、メンバーの一人が出産するために活動休止するも、昨年の大桟橋で行われた「ハワイイ・フェス」で見事に復活しました。この時のステージは今や伝説。素人っぽさが受けていた彼女らがあんなに歌えるデュオだったんなんて!と僕は大いに驚きました。
最後の「ワイキキ」で聴かせたとっても新しい感覚のハーモニーの美しさといったらもう最高でした。僕たちのいるタワレコのブースに寄ってくれた二人に「マッチマッチ・ベラー・ザン・ナレオ!」なんて思わず言っちゃったくらい。
さてさて今回のアルバム、まず感じたのはその録音の良さ。ハワイのスタジオのレベルはどんどん上がっているのがよくわかります。その上にメロディーがすごくいいことと、やはり彼女らが休止中に経験したいろいろなことが音楽に表れていてドーンと大きなサウンドになっています。もう今までのケアヒヴァイと比べることはできません。というか比べることに意味がないほどデカくなってるんです。
レゲエ・ベースの曲が半分を占めるけれど、②のメローなサックスがちょっとAORな雰囲気もいい感じだし、⑨のパーカッションが効いてるテンポのある曲も今までの彼女らにない試み。
ハワイのレゲエバンドの多くがちょっとマンネリに陥っている中、「ケアヒヴァイ」は進化しています。そうタイトルどおり“CHANGING” しています。 この夏は日本を拠点に活動するだろうから、どこかで必ず彼女らのステージ見てくださいね!
【artist】
KEAHIWAI/ケアヒヴァイ
【title】
CHANGING/チェンジング
【収録曲】
1 Changing
2 Do What You Gotta Do
3 Cupid
4 Captivated
5 By My Side
6 I Love You
7 The One You Keep
8 All You Need
9 I Wanna Know
10 Prove I Love You