イズラエル・カライアテア/ハワイアン・ブロッサム
RAIATEA/HAWAIIAN BLOSSOM
(ハワイ直輸入盤 RHCD-8601)
ライアテアの3作目が突然ハワイから入荷! 先週のイズラエルの新譜といい、やっぱりハワイでも夏は大物がリリースを合わせてきますね。
ライアテアはデビューした頃からアネライカラニ共々ずっと応援した来たからとっても思い入れがあります。
今回の”ハワイアン・ブロッサム”は彼女を見出したケネス・マクアカネから巣立ち、若手で今のりのりのアーチストを集めて一気に勢いよく録音した感じ。 1回聴いただけも、新しいジェネレイションのハワイアンを作りたかった彼女の意気込みがもの凄く伝わってきました。で、そのイケイケのアーチストは誰?というと、 ホク・ズッターメイスター(ウクレレ、ギター、ベース、ときどきイプも)
ブライアン・トレンティーノ(若手でもないけど……ウクレレ)
ケイシー・オルセン(スティール・ギターの世界では超若手です)
エイブ・ラグリマス(パーカッション、ウクレレ)
アーロン・サラ(ピアノ)
すごいメンバーでしょ? それに加え、このアルバムのベスト・トラック、1でデュエットしているのはロバート・カジメロだったり11で泣きのスラック・キー・ギター弾いているのはレッドワード・カーパナだったりと大御所のゲストも豪華です。
こんなすごいメンツに囲まれて彼女の歌も厚みがグッと増して、例えば9 ”エイネイ”ではアーロン・サラのお洒落なエレピのバックでこの永遠の名曲をしっとりと歌い上げていたりと、ジャズっぽいアレンジの曲も数曲。アップテンポが新鮮な1”アフリリ” などフラで踊りたくなりそうな曲もたっぷり。(というか全部使える!)
トラッドなハワイアンにこだわりながらも新しい道を踏み出したライアテアに拍手拍手です。
*ジャケットが8ツ折りで裏がポスターみたいになっていて、これかなりの衝撃です!
☆アルバムに収録されている曲はタワーレコードのサイトで全曲試聴できます。
一言コラム:ピンクのプルメリア
ピンクのプルメリアが近所のガーデンニングショップに売っているんです。温室ゾーンに胡蝶蘭とかと一緒に大事に育てられていて、肉厚の花がたくさん、蕾だってかなりの数が付いています。で価格も\15800とお買い得、ただ背丈が2メートルくらいになっちゃってるんですよ。売れ残っている理由は、そう冬どこに置くの?という問題。うーん、2メートルはきつい…ということで諦めたんですけどね。でも欲しい。