コラムコラム

第45回 山内雄喜のスラック・キー・ギターで深いリラクゼーションを!

2015.01.27 ハワイアンCD
このエントリーをはてなブックマークに追加

山内雄喜  /  NA MELE ‘O HAWAI’I E ‘ALANI  VOL.2山内雄喜 / NA MELE ‘O HAWAI’I E ‘ALANI VOL.2
―ハワイ王国時代のハワイ音楽―
(アロハ・サウンド ALOC 008)
今回は山内雄喜、通称アラニさんのお話をします。ご存知、スラック・キー・ギターの第一人者として日本、ハワイを通してNO.1の奏者だと思います。KONISHIKIやサンディーのバックのサウンドを担当するスタジオ・ミュージシャンとしての活動のほかに、沖縄とハワイアンのミクスチャー・グループとして人気の“チュラマナ”のメンバーとして、また上原まきとのデュオである、“ハワイアーナ”も継続して活動しています。もちろん、ソロのアーチストとしてもほぼ毎年アルバムをリリースしています。
そう、とにかく日本でもっとも多忙はハワイアン・ミュージシャンなんだけど、今年はなんと7枚ものCDを毎月出すという壮大な計画を立てて、完遂しちゃったからすごい。それが “ナ・メレ・オ・ハワイ・オ・アラニ”シリーズです。
ハワイ音楽の歴史を古代~現代まで7つのパートに分けて、時代時代を代表する名曲(私には気持ちいい~曲!)を厳選して弾き倒すというもの。
後半の何枚かはヴォーカル編ということで、ナー・パラパライのクアナ・トーレスなんかも参加しちゃって豪華な作りです。
この秋という季節に特に僕が聞き込んじゃっているのが、2番目の“ハワイ王国時代のハワイ音楽”編。“アロハ・オエ”に代表される、カメハメハ王家の人々が作り出した、人類の宝とも言える旋律を、その歌の意味を深く理解するアラニさんならではの、繊細なギターが奏でます。ハワイにはいろいろなタイプのスラック・キー・ギタリストがいるわけだけど、アラニさんの師匠であるレイ・カーネがそうであったように、まるで夕暮れ迫るビーチに敷き詰められた芝の上をそよぐ風のような響き。夏もいいけど、この季節にこそ心に響いてきます。
ちょっと最近いいハワイアンにめぐり合っていないなぁ…なんて方、一度聴いてみて下さい。いつもと違う別のハワイが見えてくるかもしれません。そして心の底からリラックスさせてくれるはずです。あ~ハワイ行きたい!

ひとこと“アロハ”コラム:
秋本番、スポーツの秋ですね!僕は最近サッカーにはまっていて、毎週何かしらのゲームを見に行っています。今日は地元の“横浜FC”と“沖縄かりゆしFC”が対決する天皇杯第3回戦に行ってきました。沖縄は遠いから応援団はほんとに少なかったけど、気合十分。チームもうわさどおり、若くてパワフルで、Jリーグチームである横浜が危うく負けちゃいそうな展開。ものすごいガッツを見せてくれました。そう言えばハワイってサッカーはどうなっているんだろう。今度調べてみよっと…。
今週末は江ノ島のアロハサンセットです。18日と19日に開催されますが、とくに湘南を代表するハラウのケイキちゃんが一同に集まる18日はおすすめです。最近は男子チームのレヴェルもスマイルもグンとアップして楽しいです。
詳細はこちらでチェックしてくださいね。
http://www.enoden.co.jp/light_house/0809_alohasun.html