コラムコラム

第64回 ハワイが生んだシンガーソング・ライター&サーファー、ジャック・ジョンソン。ワールドツアーを完全密着したライブCDとDVDをリリース!  サーフィンのシーンもバッチリあります。

2015.01.27 ハワイアンCD
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JACK JOHNSON / EN CONCERTJACK JOHNSON / EN CONCERT
ジャック・ジョンソン / コンサート~ライヴ・ヒッツ・コレクション
CD(UICU-1193)
DVD(UIBU-1011)
ジャック・ジョンソンはハワイ出身でありながら、ハワイ語の曲を歌うでもないし、ライブでダンサーが出てきて踊るなんてこともない。でも、このライブを聴いていると彼の音楽がハワイの海でこそ生まれ、成長したものだということが確認できるのが嬉しくなりました。

このライブ盤は2008年のツアーを収めたもので、本国シスコやサンタバーバラ、ヨーロッパではバルセロナやロンドン、そしてパリでの演奏が集められている。

僕は同時に出たDVDも買ったけど、まずはCDを聴いてみました。観客の熱狂とは裏腹に、のんびり、だらだらーっと始まる演奏と歌。ちょっとばかりテンポを速めている曲や、めちゃくちゃ上手いジャックのエレキギターのカッティング以外はいつもCDで聴くジャック・ジョンソンがステージに立っている。サンタバーバラではハワイのポーラ・フンガがゲストで、「カントリーロード」を一緒にやっている。

DVDももう3回くらい観ました。演奏風景から、音はそのままに、その土地、土地で繰り広げられるサーフセッションの映像に変わる曲がいくつかあってかっこいい。あの過密スケヂュールの中、地元のプロモーターに「今日、波イイッすよ」と囁かれると、「まじ?」っと、がまん出来ずに行ってしまう彼ら。やっぱり彼の基本はサーフィン。そしてルーツはノースショアなんです。

CDとDVDがセットになった輸入盤があってお買い得ですが、もしどちらかということでしたら、DVDがいいかも。曲はほぼ同じだし、サーフィンのシーンのみならず、全体のピント甘めの映像処理がリラックスさせてくれます。パリの歴史的建造物が建ち並ぶ街を歩く、Tシャツ一枚のサーファー一行。
お休みの日にぼんやりこの歴史的ツアーを「眺める」ように観るのもいいかもしれません。

 

ひとこと“アロハ”コラム
秋はいいですね。公園の枯葉のふかふかの上の散歩のこの季節だけ。それにコーヒーが美味しい。朝は夏以上に眠いけど、コーヒーが飲みたいから早く起きて、録りだめしてあるスペインのサッカー中継と一緒に頂きます。逆にコーヒーが飲みたくない朝はちょっと調子悪い朝です。すぐわかります。そんな日は10時くらいから微熱が出てきて、だるくなる。最近35度台の体温の人が多くて、そうすると免疫力が落ち、いいことが何もないから、「体温を1度上げよう」という記事を読みました。微熱は体が自分で体温上げようとしているのかな? よくわかりませんが、とりあえずは睡眠でしょうかね。僕は毎年このくらいからショウガ系の漢方と10時就寝で乗り越えようと努力しています。それと冷たいビールは控えめ。美味しい赤ワインは多めで…。