ALOHA J SONGS
<アロハ・ヘヴン・プレゼンツ>アロハ・J・ソングス
(国内盤 VICP-64761)
J-POPをハワイアンがカヴァー、と言えばケアリィ・レイシェルの「カ・ノホナ・ピリカイ」が有名ですが、昨年のナホク賞を総なめにしたパリは、ブームの「島唄」をカヴァーしていたし、なんかハワイ+日本っていい感じだなって、みんなちょっと思っていますよね。
で、今回のアルバムは思い切って1枚まるまるJ-POPで作ってみたという画期的なCD。個人的に昨年よく聴いた カレオが徳永英明さんの「壊れかけのRADIO」、米米クラブの「浪漫飛行」を切なく歌いあげていたり、ウクレレのハーブ・オータ・ジュニアがサザンの「TSUNAMI」で泣かせてくれたり、その他「花」「オリビアを聴きながら」「涙そうそう」など日本を代表する美メロがハワイの風になって、流れてきます。
実は今回歌っているアーチストは、ハパのネイサンら以外は僕も知らなかったアーチストだったりするんだけど、みんなめちゃくちゃいい感じ。このアルバムをきっかけにソロで出てくるんでしょうね。特にスター・カラヒキって女の子は素敵です。サラっと歌ってじわっと泣かせる。でもその涙はすぐ乾く…みたいな。
それにしても日本にはいい曲、メロディーがたくさんあるんだなって再確認するきっかけにもなって楽しく聴けました。そう、このCDの解説は僕が書きましたのでもし買っていただいたら読んでみてくださいね。
ひとこと“ALOHA”コラム
この週末は珍しく忙しいんです。
今日は村上春樹の「1Q84 3巻」の発売日で、今から書店に寄りながら、僕の「ハワイアンCD 132選」の表紙の写真家=野寺治孝さんの写真展を観に水道橋まで。そのまま鎌倉で湘南の仲間とやっている「サウダージの会」ということで、新しい小町通に出来たイタリア料理屋さん。明日は横浜元町で35年やっているジャズハウス「ミントンハウス」の記念ライブへも顔出そうかなと。出不精の僕がこんなあちこち行く気になっているってことは、ちょっと気持ちが上向きになってきたってことなんだと思います。この冬はなんだかついていなかったかですからね…。 あっ3月にオープンした桜木町駅前のコレット・マーレのタワーレコード。ハワイコーナーおかげさまで好評です。是非寄ってくださいね! 「素敵なフラスタイル」本誌も置いていますよ。
*詳しくは↓チェックしてみで下さい。
http://www.colette-mare.com/shoplist/shop/4f-1.html