ヴァリアス・アーチスト
『GUITAR WORKSHOP in HAWAII -Pacific Coast Jam』
ギター・ワークッショップ・イン・ハワイ
~パシフィック・コースト・ジャム~
(国内盤 NCS-771)
ジャズとロックの中間くらいで、聴き手も演奏者も気持ちいい時間を共有できるインストゥルメンタル・ミュージックが “フュージョン” と呼ばれる音楽です。このCDは89年に出たものの、すぐに廃盤になってしまったものを、タワーレコードのフュージョン好き&ハワイ好きスタッフが何とか再CD化したもの。ギタリストではカラパナのDJプラット、シー・ウィンドのフレッド・シュレーダー、角松敏生、ボーカリストではシー・ウィンドのポーリン・ウィルソンらが参加。フラ・ダンサーにはケオラ・ビーマーのアコースティック・ギターも。
ハワイのビーチ沿いのスタジオでのんびりと2ヵ月かけて録音されたこのアルバムには、遥か沖から吹いてくるカラっとした風と、夜のホノルルの高層ホテル群を吹き抜ける湿り気のある風、両方がいい具合にミックスされ、89年というバブル絶頂の危うい空気感とともに耳に心地よく入ってきます。
引き締まったドラム、ベースが生み出すこのグルーブは40代、50代の方にはたまらないはずだし、同時に切なくもあり。もちろん若い方には、今の音楽にない、腕利きミュージシャンの丁寧な演奏に感じるものあるはず。初夏のドライヴィング・ミュージックとしてこれ以上の “ハワイアン・ミュージック” はありません。
ひとこと“ALOHA”コラム
4月末よりタワーレコード川崎店から横浜、桜木町駅前のコレットマーレ4階の横浜みなとみらい店で働いています。1年前にオープンした新しいお店です。自宅からも近いし、大好きな街で仕事できるってことでテンション上がってます。
もちろんハワイアン・コーナーも充実していきますので、是非お立ち寄り下さい。1階には洗練されたデザインが素晴らしいハワイアンジュエリー“マキシ”とテラスもあり、天井のシーリングファンが雰囲気を出しているハワイアンレストラン“マノア”もあります!