コラムコラム

第91回 サンディーの唄と ウレレレから吹いてくる懐かしい風、香り。

2015.01.29 ハワイアンCD
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サンディー/サンディーズ・昭和・ハワイアン ~ウクレレ・ドリーミング2~サンディー /
サンディーズ・昭和・ハワイアン
~ウクレレ・ドリーミング2~
(国内盤 PCCA-03431)

サンディーは今も綺麗だけど、この十代のころのスナップ、ドキッとしました。今回のサンディーは、山内雄喜さん、田村玄一さん、キヨシ小林さんら世界最高峰のウクレレプレイヤーとのデュオ作。選ばれた曲は ビング・クロスビーやプレスリーで有名な “ブルー・ハワイ”、 ソフィスティケイテッド・フラとも呼ばれる “月の夜は”、それに “小さな竹の橋” など今も愛されるハワイアン永遠の名曲たち。ちょっと懐かしいハワイアンで昭和の日々を思い出してみませんか? というアルバムです。

日差しの強い午後、木々の間に出来た風の道を通り過ぎる透明な気流のようなウクレレ、サンディーの唄は時折少しだけ強めに吹きこむフワーッと吹き込む風。
サンディーの力を抜いた、リラックスした歌には、「心地よくノスタルジックな思いに浸って、そのうち寝ちゃってもいいのよ」という思いがアルバム全体に溢れていて、眠る前の時間帯におすすめです。

なんで今昭和なんでしょう? テレビでショーケンの “傷だらけの天使” が放送されて話題だったり、さらには原節子さんの映画がブームだったり、ケータイもニンテンドーDSもなくて、子供は外で安心して遊べた時代。不便だったのかもしれないけど、それはそれでよかったような気がします。みんな高速生活にぐったりなんじゃないでしょうかね。昭和のハワイアン・フィーリング、僕にはピターッときました。ウクレレの優しい音色にこれほど際立ったアルバムも初めて聴きました。ほんとに。

ひとこと“ALOHA”コラム

節電生活、結構気に入っています。僕のお店の照明はすごく熱くなる高出力電球なので、ある程度抜いたんですが、SOULやHIPHOPの売り場は暗くなってムーディーでいい感じ。暑いから、氷をたくさん入れた飲み物もいつもより美味しく感じるし、いいこともたくさんあります。ただし、ビールの飲みすぎには注意が必要ですね。第三のビールは太るって報告、あちこちで聞きます。
インターネットTV、USTREAM の番組、みんなが集まるハワイ『ワイハ情報局』に7月14日(木)21時~出演します。時間ありましたら見てくださいね!